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執筆者の写真原圭佑

HF No.13製作の裏側~2022年1月1日朝~

更新日:2月2日

ギャラリー2のページにハーディングフェーレNo.13の楽器をアップしました。

今回ご依頼人は、プロヴァイオリニストの伊藤友馬さん。

グランブルーファンタジーなど数多くの作品で演奏されている方です。

伊藤さんをご紹介して下さったのは、作曲家の光田康典さん。

クロノトリガーを始め、多くのゲーム音楽などを手掛ける素晴らしい作曲家さんです。

私ももちろんクロノトリガーや…いや作品を上げたら本ブログから大きく反れるので割愛します。

つまり大好きです(笑)

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ハーディングフェーレ処女作は光田さんの為に作った楽器なのです。

遡る事2022年の元旦の朝、メッセージ通知音がなって目覚めました。

スマホを寝ぼけ眼で見ると光田さんのアイコンが見えました。「ん?あぁなんかあれかな。光田さんの投稿?とか。そんな通知普段来ないけど…(2度見)………明けましておめでとうございます・・・え、これメッセンジャー!?光田さんからメッセージ!!?」

と元旦は光田さんが起こしてくれるというなんかもう2022年は良い年になるって思いました(笑)

その内容が伊藤さんがハーディングフェーレにご興味があって紹介したいという内容でした。

そこから実際に伊藤さんとお会いしてお話を聞いて製作が始まりました。


今回のオーダーメイド、ボディは伊藤さんが普段使用されているヴァイオリンと同じサイズとのご要望で型から作成。弦長もレコーディング時に違和感がないようにヴァイオリンと同じに、それに伴って指板も通常より長く…など細かくご要望を頂きました。

ロージングは過去一で悩んだ作品となりました。グラブルの作品から何かロージングに取り入れられないか?ファンタジー要素を含め、でもロージングの根本が揺るがないように違和感がないように。元々絵心がなく、アイデア人間でもないので苦労しました。そこでブックオフに行ってファンタジーのイラスト集みたいなのないかと探していると、グラブルの設定資料集が!

それを購入してめっちゃ読み漁りました。キャラデザよりも武器とかの方がロージングに良かったです。それでもかなり悩みました。伊藤さんが参加されているグラブルのBGMを流しながら描いたりもしました。伊藤さんに原案を送ってご指示を頂き、完成しました!

今回のテーマは「光と闇」表板が光で裏板が闇をテーマにしています。


音色も個人的に凄く気に入ってました。弦長が長いのとヴァイオリンチューニングにしてたせいか、音の広がりがめっちゃ心地よかったですね。伊藤さんも気に入ってくださってホッと一安心しました。

「お値段、これでいいんですか?」なんて言われましたが、今現在同じ注文受けたら無理だな~って感じます(笑)それだけ楽器を評価して下さったと受け取りました。

光田さんにも写真とお礼のご報告させて頂きました。

この楽器の他の写真はギャラリー2のページにて公開しております♪


さ、またここからオーダーの楽器を作っていきます!

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